「サロンこの指とまれ」で卓話会
第36回 世界連邦日本大会 in 東京2025 参加報告

— テーマ「トランプ時代におけるグローバル・ガバナンス」 —
2025年10月5日、当会顧問・木戸寛孝氏が主催する「第36回 世界連邦日本大会 in 東京2025」が開催され、当会からは高瀬代表、泊理事、春日理事、九門理事、桂理事が参加いたしました。
本大会は「トランプ時代におけるグローバル・ガバナンス」をテーマに掲げ、トランプ大統領第1期政権下で駐米特命全権大使を務めた杉山晋輔氏による基調講演が行われました。杉山氏は、トランプ氏を「強烈な個性による指導者」と評しつつも、その登場は米国社会および国際社会の構造的変化の結果であり、「既成のエスタブリッシュメントに対する反発」から生まれた現象であると分析しました。
さらに、仮にトランプ氏が再び政権を担う場合、再選を意識する必要がない分、より大胆かつ迅速な政策遂行に踏み切る可能性が高いと指摘。その背景として、戦後国際秩序の三本柱である「ヤルタ体制(安全保障)」「GATT/WTO体制(多角的自由貿易)」「ブレトン・ウッズ体制(開発援助)」を根本から見直す動きがあると述べ、国際社会の秩序が大きな転換点を迎えていることを強調されました。
大会では、岸田文雄元総理大臣からのビデオメッセージも上映され、世界が対立の渦中にある現実を改めて実感させられるひとときでした。
国際平和デーに全国で平和を祈る鐘打式に出席
泰平寺で鐘打式
大阪万博記念公園 平和の鐘清掃・鐘打
「国連平和の鐘」の鐘打式に出席

2025.9.12高瀬聖子代表と桂理事は、国連本部で行われた「国連平和の鐘の鐘打式」に出席しました。グテーレス事務総長は「イスラエルとパレスチナ、ウクライナとロシアの戦争に市民は苦しんでいる、平和な世界のために今すぐ行動を」と呼びかけ、グテーレス事務総長と髙瀨代表は手を取り合って平和の鐘まで向かい、一緒に鐘を鳴らしました。代表は「戦後80年という年が良い年に変わってくれれば良いが、世界はそういう傾向にない。平和というものをそれぞれの国の立場ではなく個人の立場で考えれば良いのではと思う。特に子どもたちがみんな笑っているような世界になってほしい」とメディアのインタビューに答えました。
前日は国連日本政府代表部山﨑大使公邸での夕食会にご招待を受け出席しました。
大使夫人とも一年ぶりで、楽しい歓談で時間の経つのも忘れました。
(一部写真:日本政府代表部提供)





 
 
 

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 