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ブルガリア国営テレビで平和の鐘が紹介されました

2023年1月12日にブルガリアのボリスラブ・イリエフさんから、ブルガリアのソフィア大学で日本語教師をしていて守る会会員の滝川洋子さんを通じて、ブルガリア国営テレビの「PANORAMA」という番組にZOOMインタビューで出演して頂きたいとのお話がありました。

「国連平和の鐘」の由来や中川千代治、守る会の現在の活動、ウクライナ侵攻などについて、ブルガリアのジャーナリストのペテル・ゲオルギエフ氏からのインタビューにお答えする形になり、1月25日にZOOMでインタビューを受けました。滝川洋子さんも立ち会って下さいました。

1月27日にボリスラブ・イリエフさんからブルガリアで放送されたと連絡があり、とても良かったと映像を送って下さいました。ボリスラブさんは以前にもご紹介させて頂きましたが、四国遍路をしている時に1㎏の「平和の鐘」を見つけ、鳥居を自分で作って吊るしています。

滝川洋子さんからは一度ソフィア大学の日本学科でオンライン講演をしてみないかと誘われ、その気になってきました。

  

長崎市に平和の鐘贈呈

2022.11.10、桂理事、髙井理事と共に長崎市役所を訪問し、国連平和の鐘の4㎏の姉妹鐘を贈呈させて頂きました。

田上市長はじめ、職員の皆様が笑顔でお迎え下さり、平和の鐘贈呈の意義、その思いをしっかり受け止めて頂いていることを感じ、本当に嬉しく思いました。贈呈式には田上市長、原爆対策部前田部長、原爆資料館平和推進課松尾課長、長崎原爆資料館篠﨑館長が出席され、平和推進課の貞包係長の司会進行で行われました。メディアの方々も大勢来ておられ、立派な贈呈式を行って頂きました。

平和に対する長崎市の強い思いを感じました。

そして1954年、長崎の16歳の乙女が、被爆地の土一握りを国連本部に送り、鐘楼の礎石の下に埋められているという歴史があることに、今も国連平和の鐘と長崎の深いつながりを感じています。

(写真提供:長崎市)

  

 

大阪万博記念公園「平和の鐘」第6回鐘打式典

2022年10月16日大阪万博記念公園で平和の鐘の第6回鐘打式典を行った。

朝から汗ばむほどの晴天となり、東京、大阪、宇和島から44人が出席、式典は厳粛に行われた。

国連平和の鐘を守る会、髙瀨代表の挨拶があり、奥下衆議院議員、中野元国務大臣、姫野外務省関西特命全権大使、吉村大阪府知事、三浦、石川、奥谷大阪府議を代表して杉江府議、橋本大阪府教育長、野添万博記念公園事務所長からご祝辞を頂き、後藤吹田市長、岡原宇和島市長からのお祝いメッセージが披露された。

今回は次世代こども教育協会から吹田こども大使親子とウクライナから避難された親子の参加もあり、

出席者全員が平和の鐘を鐘打し、その響きは平和の祈りとして、世界に向けて発信された。

会場には子供たちの手作りの平和をテーマにした絵本も展示され、皆さん熱心に見ていた。

コロナ感染対策をしながら開催した式典だったが、素晴らしい天候に恵まれ、解放感と共に希望に向かってふみ出した式典となった。

泊理事の閉会の挨拶の後、記念撮影をして式典は滞りなく終了した。

  

国際平和デーに国連平和の鐘を守る会が3カ所で鐘打

2022年9月21日、中川千代治の原点、宇和島市の泰平寺で鐘を響かせた。この鐘は中川千代治が戦後復員して泰平寺参拝の折に、供出されて鐘のない鐘楼に驚き、集めていた世界26ヵ国のコインと自らの軍刀を鋳込んで「世界絶対平和万歳」と刻印した鐘を奉納したものです。泰平寺の星野隆信ご住職のご協力のもと、大野二郎理事と立正保育園の園児さん達が参加した。ご住職が平和の鐘の説明をした後、鐘打が行われた。一生懸命ご住職の話を聞いている園児さん達の姿がとても愛らしかった。南海放送さんの取材もありました。

  

大阪万博記念公園では、国連平和の鐘の姉妹鐘を清掃して平和を祈って鐘を鳴らした。大阪万博記念公園は休園日だったが、野添淳一所長はじめ事務所の皆様のご協力を頂き、谷山政明理事とボランティアの皆様が参加して清掃作業を行った。平和の鐘は綺麗になり参加者全員でその鐘を鳴らし、平和を祈った。鐘の音が紛争地に届くことを願った。 

  

東京では「国際平和デーに全国で平和を祈る鐘打式」が明治神宮参集殿で行われ,桂理事と参加。長谷川祐弘委員長の挨拶の後、平和の鐘の成り立ちを髙瀨代表が説明。小池百合子都知事ほか来賓鐘打・ご祝辞のあと参加者全員が4㎏の国連平和の鐘姉妹鐘を鐘打した。友吉鶴心氏の琵琶演奏で閉会した。

  

          

2022年 国連平和の鐘の式典に参加

今年国連本部では、9月16日に国際平和デーの式典が行われ,泊理事と参加した。

未だコロナが終息されない中で式典は小規模だったが、グテーレス事務総長の真剣で思いのこもったスピーチは式典を厳粛なものにした。

「世界は争うのではなく団結し、貧困や飢餓、気候変動の脅威に取り組もう」と訴え、祈りを込めて平和の鐘を撞いた。続いてクールシ総会議長が鐘を撞いた。

車椅子であった為、式典の輪の外に参加した私をアミーナ副事務総長は気遣って下さり、平和の鐘のそばに来るように式典の輪の中に招いて下さった。

グテーレス事務総長も笑顔で迎えて下さり、その優しさと平和の鐘の歴史と意義をしっかりと認識されていることに私は感動し、不覚にも涙が出てしまった。

近くで見る鐘は、68年の歴史を感じさせるとても良い青銅色になっており、世界の永遠の平和を祈る「世界絶対平和万歳」の文字と身近な人々の平和を表す撞き座のマークが金色に光っていて印象的だった。

亡き父中川千代治がそばで一緒に鐘を見上げている様な気がした。

そして紛争の続く世界であっても「諦めないで一人一人が平和を祈り求め続けて下さい」と言っていると思った。

                                代表 高瀬聖子

(写真提供 国連広報センター・毎日新聞)

     

広島市に平和の鐘贈呈

2022年8月25日広島市を髙井理事と共に訪問し、広島市に国連平和の鐘の姉妹鐘を贈呈致しました。

贈呈式は市長公室で行われ、松井市長は笑顔で迎えて下さり、阪谷市民局長、松嶋国際平和推進部長、檜垣平和推進課長が立ち会われました。

平和の鐘の成り立ち、意義をご説明させて頂いた後、贈呈式が行われました。

松井市長は鐘を受け取られた後、鐘を鳴らされて、その鐘の音に聴き入っておられました。

また、歓談では絵本と資料をお渡ししながらお話をさせて頂くと、市長は身を乗り出して話を聞いて下さいました。松井市長に直接お会いしたのは初めてでしたが、とても穏やかで優しい市長さんだと感じました。メディアの方々も大勢来ておられ、立派な贈呈式でした。心より感謝申し上げます。 ご担当下さった矢ケ崎様、久保様のお気遣いを嬉しく思っております。ありがとうございました。

                                  代表 髙瀨聖子

(写真提供:広島市)