国連を身近に感じた第3回勉強会
11月20日、前国連日本代表部 特命全権大使の吉川元偉様に、日本から唯一送られた平和の鐘の国連での役割や、平和の鐘の土台の大理石のひび割れが原因で日本庭園を造ることになったこと。吉川大使や庭師さん等のご苦労で、素晴らしい日本庭園に設置されたことで、平和の鐘がより重厚さを増したことを知りました。
また、平和とは何か、平和の為に自分は何が出来るか、深いお話がありました。
平和とは戦争の対局だけではない。日本は戦争がなくて平和か。親が幼子を殺したり、子が親を殺す社会、プラスチック製品の多用による環境の破壊、温暖化に寄る災害の多発なども平和と言えるだろうか。一人一人が平和について学び、知り、行動することが大切である。一つの行動としてペットボトルの利用を控えることも個人が出来る環境を守る平和活動の一つではないだろうかと、大変具体的で個人目線のお話をされる吉川様のお人柄を感じる素晴らしい勉強会でした。
紅葉に映える『国連平和の鐘』
ニューヨーク国連日本代表部の星野俊也大使から、素晴らしい写真が届きました。 「平和の鐘を囲む日本庭園の紅葉があまりにきれいでしたので、通りがかりに写真を撮りました。 是非ご覧いただこうと思いここに添付をいたします。またひと味違った平和の鐘の光景です。」と写真を送って下さった紅葉に映える平和の鐘の美しさと共に、星野大使のお優しさに感動致しました。
宇和島市 豪雨災害義援金 贈呈報告
宇和島市で7月に豪雨があり、甚大な被害がありました。この豪雨は7月に髙瀨代表が宇和島市立小学校で講演をさせて頂き、東京に戻るときにおこりました。一日帰りが遅れたら帰れない状況でした。5月から講演を行わせて頂いた小学校の地区でも大きな被害が出て大変だったとお聞きしました。この事から「国連平和の鐘を守る会」の愛媛県、岡山県を除いた会員の皆様に災害義援金のカンパを呼びかけました所、有志の皆様から61,000円が寄せられました。
11月1日に髙瀨代表と髙井事務局長が宇和島市役所を訪問し、義援金を玉田光彦副市長にお渡し致しました。贈呈には金瀬 聡教育長も同席されました。
義援金は被災した個人の方々に支援する方法と、災害復興事業に使用する方法の二通りがあり、些少ですが個人に支援して下さいとお願い致しました。
玉田副市長からお礼のお言葉があり、また出張中で不在だった岡原文彰市長からのお礼のメッセージも頂きました。
宇和島市立小学校4校で講演
髙瀨代表は10月30日と10月31日に、中川千代治の地元「平和の鐘」発祥地である宇和島市の小学校4校で講演を行いました。児童の皆さんは平和についての難しい話なのに、一生懸命聞いて下さり活発な質問や感想がありました。また一人一人「平和の鐘」を鳴らして鐘の響きに感心していました。
岩松小学校では驚くことがありました!
「愛」ある愛媛の道徳の副読本に平和の鐘の物語があるのですが、その挿絵を書かれたのが、岩松小学校の石丸光計校長先生でした。
また、教育委員会を訪問した折に、そのお話をしたところ、「その文を書いたのは私です」と、 野田克己課長様からお聞きし、二度ビックリ致しました。
2018年11月ボスニア・ヘルツェゴビナへの「平和の鐘」贈呈中止についてご報告
11月にボスニア・ヘルツェゴビナへの「平和の鐘」の贈呈式典に参加を予定しておりましたが、打合せが十分出来なかったため、今回の訪問は中止致しました。
改めてボスニア・ヘルツェゴビナ政府と時間をかけて打合せをし、「一般社団法人国連平和の鐘を守る会」として、「平和の鐘」を贈呈することとなりました。
決まりましたら皆様にご報告致します。
第三回勉強会のお知らせ
第3回勉強会を11月20日(火)に開催致します。
今回は、前国際連合日本代表部 特命全権大使
吉川 元偉(よしかわ もとひで) 氏にご登壇いただきます。
【第3回勉強会 平和のために自分は何ができるか】
■日時:2018年11月20日(火)19:00〜21:00