ボブさんありがとう ! (Bov Iliev)
昨年暮れにブルガリアのボブさんから突然のメールがあり、「1970年に中川千代治さんが国連平和の鐘のレプリカをブルガリアにも贈りましたか」と、質問してこられ、「確かに贈っています」と当時の平和の鐘の贈呈写真を添付したところ、ボブさんから「その写真に写っていたのは当時のブルガリア大使です、ブルガリアの外務省と大使館に贈られた鐘があるか聞いてみます」と返事があり楽しみにしていました。
2022年1月18日ボブさんから、外務省から「調査をしましたが鐘は見つかりませんでした」と、正式な返事を頂いたそうです。
残念でしたが、確認して下さったことに感謝しております。
半世紀前に平和を訴えて各国大使館に平和の鐘を持って歩き続けた中川千代治の思いが、今も生き続けていることを感じました。
今後も、1970年に中川千代治が贈った平和の鐘が見つかれば嬉しいです。
写真 : ①贈られた平和の鐘
②1970年千代治がブルガリア大使に自ら平和の鐘を贈呈している写真
③当時のブルガリア大使
鎌倉宮平成祭に参拝
ブルガリアから素晴らしいニュースが届きました
22日にブルガリアのBorislav Ilievさんから絵本が欲しいとメールがありました。
その後再度メールがあり、「1970年に中川千代治さんがブルガリアにも国連平和の鐘のレプリカを贈りましたか」と質問してこられました。
「確かに贈っています」と当時の平和の鐘の贈呈写真を添付したところ、Borislav Ilievさんから 「その写真に写っていたのは当時のブルガリア大使です」と返信がありました。大使は日本のことについての本も出版したそうです。
そして「ブルガリアの外務省に贈った鐘があるか聞いてみます」と書いてありました。また一つの奇跡が起きました。とても楽しみです。
写真①1970年千代治がブルガリア大使に自ら平和の鐘を贈呈している写真
②当時のブルガリア大使の写真
鶴嶺八幡宮で第3回「国連平和の鐘」鐘打式典に参加
大阪万博記念公園「平和の鐘」第5回鐘打式典 報告
2021年10月24日、大阪万博記念公園「平和の鐘」第5回鐘打式典を晴れ渡った秋空の下で行いました。
コロナ感染は落ち着きましたが、検温消毒などの感染対策を実施致しました。
お忙しい中、平和の鐘に思いを寄せて下さるご縁のある皆様が出席して下さいました。式典では外務省の山本関西担当大使、西田大阪府議、大阪府教育長代理の鶴田課長、吹田市長代理の服部理事、世界連邦運動協会の中野会長代行、野添大阪万博記念公園事務所長からご祝辞を頂き、さらに吉川前国連特命全権大使、岡原宇和島市長、三浦大阪府議、杉江大阪府議からお送り頂いたお祝いメッセージをご披露致しました。
今年は吹田こども大使や、子ども教育会の子供さんとお母さん達や、ご夫妻での参加が多く、厳粛な中にもアットホームな式典となりました。参加者全員で平和を祈って平和の鐘を鐘打し、素晴らしい鐘の音が公園に響き渡りました。公園ではピクニックの親子が鐘の音に耳を傾け、子供たちは楽しそうに走り回っています。まさしく「平和」とはこれではないでしょうかと思いました。
大阪万博記念公園のこの鐘は、67年前に、中川千代治が国連に贈呈した「平和の鐘」と同じコインやメダルの入った姉妹鐘です。1970年の大阪万博では「国連平和の鐘」を里帰りさせて、世界中の人々に撞いて頂きましたが、千代治はその間も、国連を空にしないために「留守番鐘」を造り国連に送りました。万博終了後二つの鐘は交換され、「留守番鐘」は大阪万博記念公園に贈呈されました。50年経つ今も、ニューヨーク「国連平和の鐘」と大阪万博記念公園の「平和の鐘」はそれぞれの場所で、共に世界平和を訴えて続けています。
国際平和デーに大阪万博記念公園「平和の鐘」を響かせる
国際平和デーの9月21日、大阪万博記念公園の野添所長のご厚意で、「平和の鐘」の清掃と鐘打が行われました。
今年はコロナ禍で緊急事態宣言が出ておりましたので、大阪担当の谷山さんの提案で、清掃だけをさせて頂くことをお願いしておりましたが当日、大阪万博記念公園事務所のご厚意でサプライズ、平和の鐘も撞かせて頂きました。
清掃には会員の西田大阪府議と大阪担当事務局の谷山さんと、西田府議に同行したボランティアの学生さんが参加しました。
野添所長、阪田課長が鐘を撞かれ、続いて参加された皆さんが一人一人平和を祈って鐘を撞きました。
若い世代に平和の鐘の歴史と贈呈者中川千代治の行動と思いを伝える機会となって、大変良かったです。