ブルガリアから素晴らしいニュースが届きました
22日にブルガリアのBorislav Ilievさんから絵本が欲しいとメールがありました。
その後再度メールがあり、「1970年に中川千代治さんがブルガリアにも国連平和の鐘のレプリカを贈りましたか」と質問してこられました。
「確かに贈っています」と当時の平和の鐘の贈呈写真を添付したところ、Borislav Ilievさんから 「その写真に写っていたのは当時のブルガリア大使です」と返信がありました。大使は日本のことについての本も出版したそうです。
そして「ブルガリアの外務省に贈った鐘があるか聞いてみます」と書いてありました。また一つの奇跡が起きました。とても楽しみです。
写真①1970年千代治がブルガリア大使に自ら平和の鐘を贈呈している写真
②当時のブルガリア大使の写真
鶴嶺八幡宮で第3回「国連平和の鐘」鐘打式典に参加
大阪万博記念公園「平和の鐘」第5回鐘打式典 報告
2021年10月24日、大阪万博記念公園「平和の鐘」第5回鐘打式典を晴れ渡った秋空の下で行いました。
コロナ感染は落ち着きましたが、検温消毒などの感染対策を実施致しました。
お忙しい中、平和の鐘に思いを寄せて下さるご縁のある皆様が出席して下さいました。式典では外務省の山本関西担当大使、西田大阪府議、大阪府教育長代理の鶴田課長、吹田市長代理の服部理事、世界連邦運動協会の中野会長代行、野添大阪万博記念公園事務所長からご祝辞を頂き、さらに吉川前国連特命全権大使、岡原宇和島市長、三浦大阪府議、杉江大阪府議からお送り頂いたお祝いメッセージをご披露致しました。
今年は吹田こども大使や、子ども教育会の子供さんとお母さん達や、ご夫妻での参加が多く、厳粛な中にもアットホームな式典となりました。参加者全員で平和を祈って平和の鐘を鐘打し、素晴らしい鐘の音が公園に響き渡りました。公園ではピクニックの親子が鐘の音に耳を傾け、子供たちは楽しそうに走り回っています。まさしく「平和」とはこれではないでしょうかと思いました。
大阪万博記念公園のこの鐘は、67年前に、中川千代治が国連に贈呈した「平和の鐘」と同じコインやメダルの入った姉妹鐘です。1970年の大阪万博では「国連平和の鐘」を里帰りさせて、世界中の人々に撞いて頂きましたが、千代治はその間も、国連を空にしないために「留守番鐘」を造り国連に送りました。万博終了後二つの鐘は交換され、「留守番鐘」は大阪万博記念公園に贈呈されました。50年経つ今も、ニューヨーク「国連平和の鐘」と大阪万博記念公園の「平和の鐘」はそれぞれの場所で、共に世界平和を訴えて続けています。
国際平和デーに大阪万博記念公園「平和の鐘」を響かせる
国際平和デーの9月21日、大阪万博記念公園の野添所長のご厚意で、「平和の鐘」の清掃と鐘打が行われました。
今年はコロナ禍で緊急事態宣言が出ておりましたので、大阪担当の谷山さんの提案で、清掃だけをさせて頂くことをお願いしておりましたが当日、大阪万博記念公園事務所のご厚意でサプライズ、平和の鐘も撞かせて頂きました。
清掃には会員の西田大阪府議と大阪担当事務局の谷山さんと、西田府議に同行したボランティアの学生さんが参加しました。
野添所長、阪田課長が鐘を撞かれ、続いて参加された皆さんが一人一人平和を祈って鐘を撞きました。
若い世代に平和の鐘の歴史と贈呈者中川千代治の行動と思いを伝える機会となって、大変良かったです。
2021年9月17日国連平和の鐘式典に出席
昨年に続き2021年の国連平和の鐘の鐘打式典は、代表の方のみの参列で行われました。
昨年の鐘打式典の出席は叶いませんでしたが、今年は平和の鐘を贈った中川千代治の家族として私もご招待頂きました。
式典前にはアントニオ・グテーレス事務総長、アブドツラ・シャーヒド総会議長を石兼大使がご紹介下さり、ご挨拶することができました。
また、メリッサ・フレミング グローバルコミュニケーション担当 国連事務次長には、国連NGO承認のお礼を申し上げることができました。
コロナ禍でも国連平和の鐘の鐘打式典が行われるとご案内を頂き、何が何でも行かなければと決意して、足を痛めていましたが杖と車椅子でニューヨークに向かいました。
国連事務総長、総会議長、国連事務次長、石兼特命全権大使、日本庭園を造った阿部さん、家族として髙瀨が参列する中で、国連事務総長と総会議長が鐘を打たれました。
今までにない強い鐘の響きには、平和への願いと祈りを感じ胸が一杯になりました。
平和の鐘は人と人との戦いの無い世界を祈ると共に、自然災害の無い平穏な地球を祈ります。
そして、世界の脅威であるコロナの収束を祈らずにはいられませんでした。
皆様からたくさんの励ましを頂き、誠にありがとうございました。