2020.9.21 大阪万博記念公園「平和の鐘」の第4回鐘打式典が、晴れ渡った秋空のもと開催されました。 新型コロナウイルスの感染の不安がある中でしたが、大阪府のご理解を頂き、国際平和デーに鐘を鳴らして コロナの収束と世界平和を祈ることが出来ました。 今回の式典はコロナ禍の中で行われたことから、お声掛けは控えさせて頂き、ごく少人数で企画致しました。ところが参加を希望される方が次々と増え、最終的には30人余りのご出席となりました。 しかも突然の出会いがあり、成駒屋の歌舞伎役者、中村橋吾さんが参加して下さることとなり、この式典のために、平和の鐘の特別演目「平和成祈鐘(へいわになれやいのるはこのかね)」を素晴らしい迫力で演じて下さいました。最後にまるで千代治の化身の様に「人を恨むな、人を愛せよ」と叫ばれたときには涙が出ました。 また同時に、全国平和の鐘を鳴らす鐘打式にも参加し、12時に合わせて万博記念公園から国連平和の鐘の姉妹鐘の音を世界に向けて響かせました。 コロナ対応のため、検温・手の消毒・厚労省アプリ「COCOA」への登録・「大阪府コロナ追跡システム」への登録・聞き取り調査など、思いつく限りの対策をさせて頂き、失礼もあったと思いますがご出席の皆様、快くご協力下さり、厳かな中にも温かい鐘打式典を行うことが出来ました。