
2月21日に在ホノルル日本国総領事館の仲介で、以下のようなメールが入ったと宇和島市役所から連絡が入りました。
2001年にハワイ州オアフ島沖で、アメリカ海軍の原子力潜水艦が宇和島水産高校のえひめ丸に衝突、乗組員・教員・生徒9人が死亡した事故があった。その時に,捜索活動を支援した伝統航海カヌー、ホクレア号が、2007年に犠牲者の魂を載せて宇和島に寄港した。その折宇和島市から記念に手のひらサイズの平和の鐘を頂いたが、保管先が火事に会い焼失してしまった。3月8日にホクレア号の50周年記念イベントが予定されており、その会場に再度平和の鐘を飾ることをポリネシア航海協会のナイノア・トンプソン氏が強く希望している。再度頂くことが出来ないか。2月末に、ホクレアのサポートをしているハワイパシフィック大学のVince Okada准教授が来日するので対応してほしいという内容でした。市役所では鐘をあげた記録はないということでしたが、この話をお聞きし、お渡しできる手のひらサイズの鐘はないので、4㎏の鐘をお渡しすることにしました。3月3日に来日されたVince Okadaga准教授が多摩センターの事務所に来られ、ポリネシア航海協会の活動のこと平和の鐘のこと、一時間半ほどお話をし、帰りには鐘と絵本をお渡ししました。
写真:伝統航海カヌーホクレア号、 宇和島水産高校えひめ丸、 えひめ丸の捜索活動